テクタイトについて

テクタイトは、不透明な黒色で表面が溶けたように見える独特な質感が特徴の石です。

隕石が地上に落下したときの熱や衝撃で、地上の物質と隕石の成分が融解し、急冷して固まった天然ガラス質の石と言われています。

そのため、原石の表面には「ティンブル」と呼ばれる凹凸と穴が見られます。丸玉などに加工した際にも表面に気泡状のデコボコが見られるのもそのためです。

テクタイトの語源は、ギリシャ語で「tektos(溶けた / 鋳造された)」という意味に由来しています。今から2500年も前からインドネシアやインド、チベットなどで「アグニマニ(火の真珠)」 と呼ばれて神聖視され、儀式の道具や装飾品に使用されたと伝えられています。

テクタイトには、「宇宙意識」という石言葉があるように、宇宙と地球との繋がりや調和を強め、孤独感や不安を拭い去ると言われています。身につけていると、不安、心配、重圧などに押しつぶされそうになるのを支えてくれるでしょう。

テクタイトは、消極的で引きこもりがちな人や、色々な局面で行き詰まりを感じている人にもおすすです。積極性を高め、現状から抜け出したい人をサポートしてくれるでしょう。

プレッシャーからの解放や、リラックス効果をもたらし、自分本来の能力を発揮できるとも言われています。プレッシャーに弱く、あがりやすいという方がお守り代わりに持つのもおすすめです。本来の能力を発揮できることによって、秘めた才能にも気づかせてくれるでしょう。

「現状打破」の力があると言われており、どうしても上手くいかないことがあったり、停滞していることがある時に、現状を変えるきっかけや助けになってくれるはずです。

リビアングラスやモルダバイトもテクタイトと同じように隕石によって形成されるため、重ねて身につけることで、相乗効果が期待できるとされています。

テクタイトとは｜鉱物データ・特徴・意味・効果・石言葉