スモーキークォーツについて

スモーキークォーツは、クオーツ(石英)の中でも、煙がかかったようなブラウンの色合いが特徴の石です。茶色い色は、水晶中に含まれた微量のアルミニウムが自然の放射線を受けて発色したもので、透明度の高いものは希少です。

一般的に流通しているものはクォーツに照射処理をしているものです

スモーキークォーツは元来、スコットランド地方のケアンゴーム山地から産出された褐色の水晶の中で、黄灰色がかって明るく見える水晶につけられた名前です。

褐色に見えるものをケアンゴームと呼んでいましたが、最近では光を通す黒水晶や、濃い色のスモーキークォーツのことを指します。光をほとんど通さない黒っぽい色のものは、モリオンと呼ばれます。

光に透かすと太陽の光がくすんだ褐色に見え、和名でも煙水晶とつけられているように焚き火の煙を通して太陽の光を見たときの色をイメージしています。

スモーキークォーツは、西洋では魔除けの石として使われ、強い守護力でネガティブなものから身を守ると言われています。エネルギーを拡大しながら、集中させるという極端なパワーを持ち、心身を安定させ、持ち主の精神を安定した方向へ導き、恐怖や不安を解消するのに役立ちます。

他人の悪想念や、霊的、環境的マイナスエネルギーから持ち主を守る石で、邪気払いのお守りとしてもおすすめです。

また、眠っていた能力を目覚めさせて発想力、直感力を高めてくれます。

スモーキークォーツとは｜鉱物データ・特徴・意味・効果・石言葉