ファントムクォーツについて

ファントムクォーツは、別名「山入り水晶」と呼ばれており、水晶の中に山のような模様が重なって見える幻想的な石です。

水晶が成長していく過程で、一度成長を止めてから、また成長する際に他の物質が含まれることで外側と中では違う物質が形成されます。

そのため、中に見える異なる物質でできた塊が山のように見えます。

ファントムクォーツは水晶の中に幻影(=ファントム)のように山が見えることから来ていると言われています。

ファントムクォーツは内包する物質によって色が変化します。

色は、白色、緑色、黒色、赤色、青色、灰色などがあり、白色は雲母や気泡や水泡、白泥石「ロイヒテンバージャイト」、緑色は主に緑泥石「クローライト」、赤褐色、 黒色は「ヘマタイト」等の鉄酸化物、青色は「リーベック閃石」、灰色は「リチウム」や「雲母」の含有によるものです。

ファントムクォーツは、浄化能力が高く、バランスのとれたエネルギーを持っています。

成長過程からも伺われるように、何度壁につまずいても、そこからまた前へと突き進み成長するエネルギーを与え、潜在能力を引き出し、持ち主を成功へ導くとされています。

様々な困難を乗り越える力を与えてくれるので、心も次第に安定し、前進する力が養われます。

また、知的レベルの高い人を引き寄せる力も持っています。自分の潜在能力に気づき、努力を続けているとそれをサポートしてくれる知的レベルの高い人が集まってくるでしょう。

それによって、持ち主の向上心を高め、力強いサポートで大きく前進することができるでしょう。

ファントムクォーツとは｜鉱物データ・特徴・意味・効果・石言葉